かんかん! -看護師のためのwebマガジン by 医学書院-
2014.7.04 update.
日本赤十字看護大学大学院の学生が、修士課程を修了後、単身、北イタリアのRoveretoにある精神障害者の協同組合が運営する施設に飛び込んで、生活を始めました。
3か月間の予定だそうですが、海外で、当事者たちと生活を共にする経験は貴重なもの。
いったいどんなふうに暮らしているの?……というわけで、彼女からのメールレポートを紹介させていただきます。
文:吉田育美 それから日本赤十字看護大学大学院に進学し、修士論文は精神科病院の慢性期男女混合病棟でのフィールドワークを通して、長期入院をする患者との茶話会グループの実践をまとめた。そこで出会った患者たちの中には、ひとりで暮らすのはさみしいから病院にいる方がよいと話す方も少なくなかった。そのため、‘地域で暮らすこと’に興味をもった。
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