七夕ゼリー
対応
食欲不振、嚥下困難、口内炎、嘔気
レシピの背景
七夕が近づいたころ、病気のこと、入院生活ことなどを考え、体力が落ち食事も進まない患者さんに七夕の夕食に何か作ってあげたいと思いました。
管理栄養士としての患者さんとの関わり
気分が落ち込んだ患者さんに少しでも、楽しい気持ちになってもらえるように3色の星ゼリーを作ってみました。
レシピ紹介(3人分)
一人当たりエネルギー46kcal、たんぱく質2.3g
<材料>
すいか 120 g
ゼラチン 2 g
牛乳 60 cc
ゼラチン 1 g
林檎ジュース 120 cc
ゼラチン 2 g
角切り林檎 60 g
<作り方>
(1) すいかはすりおろして鍋に入れ、分量のゼラチンを加えて火にかけて溶かす。その後、荒熱をとる(80℃くらい)。林檎ジュースも同様に作り、荒熱を取る
(2) 牛乳ゼリーは(1)と同様に作り、バットに流し入れて固まったら星型で抜く。
(3) 牛乳の星型ゼリーをゼリーカップに入れ、その上からすいかゼリーを流し入れ冷やす。
(4) カップのゼリーが完全に固まる前に、その上に林檎ゼリーを流し、角切りりんごを入れて固めれば完成!!
提供を終えて
少し手間はかかりましたが、すごく落ち込んでおられた患者さんは『すごくキレイ!!』と喜こばれました。患者さんの気持ちを少しだけ元気にできたような気がします。この時、味や食感、栄養だけでなく、食事を見た時に「おいしそう」と笑顔になってもらえることも大切だと感じました。
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