5.18UP! 管理栄養士さんに聞く「食」のお話(2)

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お酒についてのお話

 

前回はお餅についてでしたが、今日はもう1つの太る原因「お酒(アルコール)」です。ビール、日本酒、焼酎…いろんなお酒を目にしますよね。お酒には好みもありますし、料理によって合う合わないなどもありますが、エネルギーで考えてみるとどうなんでしょうか?

 

お酒で太るのではなく、おつまみで太ると聞くこともありますが、それは間違いです。アルコール自体は肝臓で分解されるので問題ありませんが、飲み過ぎるとアルコールが肝臓で分解される中性脂肪が合成されるのです。そのため、中性脂肪値が増えるので太っているのと同じ状態になってしまいます。そこに揚げ物や甘いものを食べると中性脂肪値が一気に上昇し、火に油を注ぐような状態になります。

 

中性脂肪を下げるためには…

 

1.食物繊維を摂りましょう

温野菜、海藻(わかめ、こんぶ、ひじきなど)、こんにゃく、きのこなどの食物繊維が豊富な食品を摂るように心がけましょう。

たとえば、温野菜サラダ、海藻サラダ、煮物、きのこのソテー、ひじきの煮物が挙げられます。

 

2.青魚を食べましょう

魚のEPA、DHAは肝臓で中性脂肪を合成するのを抑制したり、血液中に中性脂肪が流れ込むのを抑えます。

たとえば、さんまの塩焼き、サバの味噌漬け、〆さば、イワシの酢の物が挙げられます。

 

また、タンパク質は肝機能をUPしてくれます。お酒を飲む際に脂っこいものはなるべく避けた方が良いので、脂身の少ない肉(ヒレ肉やささみなど)や魚(青魚や白身の魚)、大豆製品(五目煮豆)、しじみ汁、いかのげそなどが適しています。 

 

こんなのもあります

 

日頃からコーヒーをよく飲む方にお勧め出来る1品があります。「コーヒー豆マンノオリゴ糖」入りのコーヒー、「ブレンディプラス」。コーヒー豆マンノオリゴ糖とは、ドリップした後のコーヒーから抽出・精製した成分で、整腸機能はもちろん、摂る量によって体脂肪低減効果があります。

 

ただし、本当は身体の中に、入れないことが、正月太り防止に一番効果的なので、食べ過ぎ・飲み過ぎに注意して食べ方を工夫することで健康的にお過ごし下さい。 

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このページは、igs-kankanが2011年5月18日 12:00に書いたブログ記事です。

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