お餅を食べるときに
季節は真逆ですが、お正月といえばお節やお雑煮がつきもの。私はお餅が大好きで、冬になると良く食べてしまいます。ところで、お正月に太る原因でよく耳にするものは「お餅」と「お酒」。本当に「お餅」と「お酒」は太るのでしょうか?ここではお餅について考えてみましょう。
お餅は手軽に食べられて、少量で沢山の糖質が取れるので、アスリートのエネルギー補給には非常に適している食品です。しかし、逆にエネルギー消費が少ない人にとっては、食べ過ぎに注意が必要。
お餅は炭水化物なので納豆や豚肉のように炭水化物の代謝に必要なビタミンB1が豊富な食材と一緒に食べたり、大根おろしのようにデンプン分解酵素が入っている食材と一緒に食べるなどの工夫をすると食べ過ぎ防止、消化不良防止になります。 下のレシピも参考にしてください。
かんたんレシピ!
野菜たっぷり雑煮(2人分:1人分のエネルギー196kcal)
<材料>
- だし汁 400ml
- お餅 2個
- 大根 2cm
- 人参 2cm
- 三つ葉 適宜
- 蓮根 1cm
- 椎茸 2枚
- 鶏もも肉 60g
<作り方>
- 大根、人参を短冊に切る
- 蓮根は食べやすい大きさにイチョウ切りにする
- 椎茸はかざり切りをする
- 鶏肉は一口大に切る
- お餅はお好みで表面を焼く
- だし汁に三つ葉以外の野菜とお餅を入れて煮る
- 最後に三つ葉をちらして出来上がり
お汁粉よりもエネルギーが低く、食物繊維のある野菜と一緒に摂ることで消化を助けます。
納豆大根もち(1人分:エネルギー357kcal)
<材料>
- お餅 2個
- 納豆 1パック
- 大根おろし 20g
- 焼き海苔 適宜
- しょうゆ 10g
<作り方>
- お餅を焼く
- 納豆と大根おろしを合わせて混ぜる
- 2にしょうゆを入れて混ぜ、1を絡める
- 3を海苔で巻いて出来上がり
アミラーゼ分解酵素のある大根とタンパク質を一緒に摂ることで、食事としてバランスよくお餅を食べることができます。
餅ピザ(1人分:343kcal)
<材料>
- 切り餅 1個(または薄切り餅)
- 餃子の皮 5枚
- 大根 10g
- 玉ねぎ 10g
- ピーマン 10g
- スライスチーズ 2枚
- 紅しょうが・海苔 適宜
- しょうゆ 適宜
<作り方>
- お餅を薄く切る
- フライパンに油をしいて軽く加熱する
- 餃子の皮、1の餅、玉ねぎ、大根、ピーマンの順で乗せて火が通るまで焼く
- 火が通ったらチーズを乗せてとろ?っとするまで待ち、お皿に移して紅しょうが・海苔をお好みで盛り付ける
- 食べるときに味をみてしょうゆをつけてもOK
薄く切ることで食べ過ぎを防止し、大根を入れることで消化を助けます。
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