かんかん! -看護師のためのwebマガジン by 医学書院-
2019.2.14 update.
2000年に発足し、安全安楽かつ効果的に患者がIVRを受けられるようにIVR看護のあり方を検討する場です。放射線科における看護の臨床実践能力を高めるため専門知識や技術の習得、研鑽をめざし、チーム医療における看護師の役割を追究し、また、IVR看護師の専門性を確立するため、継続して学習する場、人的交流の場を提供することを目的としています。
発足間もなくから開催している研究会(セミナー)は、3月16日に第19回を迎えました。記念すべき第20回は2020年9月12日の予定です!
公式webサイト:http://www.ivr-nurse.jp/
Face book @ivrnurse2016
看護師になって5年目のO看護師。初めての配置換えでIVR室に異動して早くも3か月が経とうとしています。先輩看護師からの手取り足取りでずっと一緒に行っていたIVR室の業務にもようやく慣れ、最近では、先輩は見守り程度でいてくれるだけで、ほぼ一人で担当することができるようになってきました。
そして医師が、リードが心腔内に入っていないことに気が付き、早期に対応したことで、問題なくペースメーカの植込みをすることができました。
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◎問題提起
いつもは、患者さんに寄り添えるような声かけをこころがけていたO看護師ですが、今回それができませんでした。なぜなのでしょう?
(IVR看護研究会 野口純子)
IVRに携わる看護師向けの実践的な書物がほとんどない中で、各施設では独自のマニュアルを作って看護にあたっている。その現状を打破するために編集された本書は、医師のIVR手技、看護師のケアが系統立てて解説されている。2007年には「日本IVR学会認定IVR看護師制度」も発足し、ますますIVR看護が期待される中、時宜にかなった実践書。