かんかん! -看護師のためのwebマガジン by 医学書院-
2012.3.09 update.
イシカーさんの指に、
なにやら部分的に光るものがついているので
「何かついてますよ?」と指摘すると、
あわてる様子もなくイシカーさん
「あー、これねー、褥瘡用のラップなの」。
いきおいがよくてピンボケ
ん????
いつも、あまりにもとっぴな方向から返答がくるので
次にするべき質問さえ、わかりません。
えっと、、、なぜ、指先に褥瘡(普通はおしりなどにできる)用を巻いているのか、
ていうか、もうぐちゃぐちゃで汚いのだから、取ったらどうでしょうか。
そして、そんな専門家用のものをなぜイシカーさんが持っているのか。
「えっとね、10メートルあるのだ」。
「だから2cmずつ使ったら、5000回ケガしても大丈夫だと思って!!」
10メートル。
えっ!? 褥瘡ラップをケガ用に使おうとしたんですか?
「うん。でもやっぱダメだった。薄すぎた。
バンドエイドと違って巻いても保護されなくて、
あらゆるものが傷に当たって、痛い。
あと、半日であらゆるゴミがくっついて汚くなる」
半日を追ってみた。
ほんとだ。
あちゃー。
だいたい褥瘡ラップをケガに応用しようとしたのが間違っていますが
未来の5000500回分のケガのことを考えて多めに買う、その認知が大幅に間違っている……。
※5000回だと思っていたら、王子から
「10メートルを2センチずつ使ったら500回ですよ」と、
ご指摘いただく。ははは。
「今回は2800円無駄にしてしまったわー。
何か他に活用できないかしら」
活用案*その1
栄光のゴーーール!
活用案*その2
あぁ~~~れぇ~~~ よいではないか ごっこ。
活用案*その3
○○ そのあとに。 (うしろで真剣に上司は仕事をしています)
貴重な医療用品への冒涜は許しません!
正しい使い方は、かんかんもリンクされている「褥瘡辞典」へ!