かんかん! -看護師のためのwebマガジン by 医学書院-
2016.9.07 update.
【主催】
■当事者研究全国交流集会大阪大会運営委員会
■NPO法人セルフサポートセンター浦河
■当事者研究ネットワーク
■大阪大学大学院人間科学研究科・基礎人間科学講座・現代思想分野
【お問い合わせ先】
■阪本病院 デイ・ナイト・ケア「なかまの家」
10月9日(日)大阪にて、第13回当事者研究全国交流集会が行われます。ご存じ、北海道浦河「べてるの家」発祥の「当事者研究」の全国交流集会。大阪での開催はこれが初めてです。
粉モンの街、大阪。笑いの街、大阪。独特の文化を持つ関西の空気とべてるの組み合わせから、どんな化学反応が起こるのか? 熱量は十分。当日を楽しみにしていてください。
大会イメージキャラクターの「なかまの樹」は、1970年に大阪で行われた万国博覧会と、幻聴さんをモチーフに作成されました。
葉っぱが緑一色でないのは多様性を表し、幻聴さんの顔の国旗はわたしたちひとりひとりが、地球上に暮らす仲間としてつながっていることを象徴しています。キャッチコピーの「研究は、なかまと、爆発だ!」にもそれが現れていますね!
会場は、大阪大学豊中キャンパス大阪大学会館。
ベてるの家の向谷地生良さん司会によるライブ当事者研究や、ポスター発表、当事者研究スゴロクや、トークセッションなど盛りだくさんの内容でお送りします。
当日は、北海道浦河の「べてるの家」のみなさんも40名以上参加してくださいます。
*お申し込みは、2016年9月30日(金)締め切りとなっております。お急ぎください。申し込み方法については、大会ホームページをご覧ください。
大会HP http://cocopit.net/2016/event.html
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日程:2016年10月9日(日)
会場:大阪大学 豊中キャンパス 大阪大学会館
大会開始:10:00〜17:00頃予定
参加費:2000円
懇親会:18:00〜(3500円)
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石原孝二=編
当事者本人を超えて、専門職・研究者の間でも一般名称として使われるようになってきた「当事者研究」。その圧倒的な感染力はどこからくるのか? それは客観性を装った「科学研究」とも違うし、切々たる「自分語り」とも違うし、勇ましい「運動」とも違う。本書は、哲学や教育学、あるいは科学論と交差させながら、“自分の問題を他人事のように扱う”当事者研究の魅力と潜在力を探る。
浦河べてるの家=著
『べてるの家の「非」援助論』で,精神医療領域を超えて大きな注目を浴びた《べてるの家》で,今度は「研究」がはじまった。どうにもならない自分を,他人事のように考えてみる。するとなぜだか元気になってくる,不思議な研究。だから合い言葉は,「自分自身で,共に」。そして,「無反省でいこう!」
●定価 本体2,000円+税8%
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