お悩み〈2〉「看護計画」と統合できません

お悩み〈2〉「看護計画」と統合できません

2018.11.21 update.

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萱間真美(かやま・まみ)

聖路加国際大学・精神看護学教授。精神科訪問看護の制度、効果、アウトリーチ推進事業などの研究に20年余り取り組む。精神科訪問看護も実践中。当事者と家族のリカバリーを日々感じている。


著書に『精神科訪問看護』(共著、中央法規)、『リカバリー・退院支援・地域連携のためのストレングスモデル実践活用術』(医学書院)など多数。


できるだけ多くの方に「ストレングスモデル」の講義や、精神科訪問看護の事例検討を届けたいと、体力の続く限り伺っていますが、その中で、多くのお悩みに出会います。ちょっと角度をかえてみるのがストレングスモデルなのでは と思う日々。

このコーナーでは、精神科看護の現場で、

ストレングスモデルで取り組んではいるけれど

「うまくいかないんだよね」

「ついつい、そうでなくなってしまう……」というお悩みに

お答えしていきます。

 

【看護計画】

Q:引き出した「ストレングス」を看護計画に統合できないのですが……。

本人の「したいことや夢」を伺って、
標準看護計画と統合させようとしました。
 
その時、「実現可能な形にしよう」と、
つい強く介入してしまいます。
 
それって良くないんじゃないか とわかってはいるのですが、
患者さん自身が統合することは無理なので・・・。
 
 
 
どうしたら良いでしょうか?
 
 
 
 
A:計画の一番最初に「本人のしたいこと欄」をつくるべし!
 
まずは、“本人の言葉で表現した”「したいこと・夢」を、
看護計画の一番最初に欄を作って、記載しておくことをお勧めします。
 
本人の言葉がいつも目に入るだけで、
本人の想いはここに向っているということの確認になります。
 
一緒に立てた(つもりになっている?)看護計画と、
「したいこと・夢」に向かう短期目標(現実と夢の折り合うところ)が、
こんなにもギャップがあるんだなあと気づくこと。
 
まずは、そこから始めましょう。
 
 
 
 
 

 

【本日の一枚】

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息子と一緒にハマっているオンラインゲームに「フェス」があり、
スコア10倍の対戦に勝って、名前が画面にアナウンスされました(イカチームのmei)。
やっていない人には意味がわからないと思います……すみません。嬉しかったので。
 
テニスの錦織圭も夢中というオンライン・シューティングゲーム。
対戦相手には、小中学生も多いみたいです(名前だけで素性は不明)。
スピードについていくのに、必死です。

 

 

 

リカバリー・退院支援・地域連携のための ストレングスモデル実践活用術 イメージ

リカバリー・退院支援・地域連携のための ストレングスモデル実践活用術

これからの時代に必須! 「ストレングスモデル」を実践・教育するための1冊
たんなる「強み」のアセスメントやポジティブ思考に留まらない、ストレングスモデルの着実な実践とはどのようなものか。停滞している“今”から一歩踏み出し、「その人らしさ」を支える技術を、明日から使えるよう丁寧に解説する。著者オリジナルのストレングス・マッピングシートは、リカバリー・退院支援のための面接に有効なだけでなく、地域スタッフとの情報共有にも有用だ。

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