かんかん! -看護師のためのwebマガジン by 医学書院-
2011.3.17 update.
東鷲宮病院の水原章浩です。
被災地での停電、都心での計画停電もあり、在宅医療関係者から、「停電中の体圧分散マットレスはどうすればいいの?」という質問がありましたので、メーカーからの情報をお知らせします。
基本的に、マットレスが急にペコっとへこんで底付きすることはなさそうです。
モルテン社から
>今回の計画停電の場合(3時間程度)は若干空気が抜けますが正常に使用できますのですそのままお使いください。
> ただし3時間を越える長時間の停電の場合は動作切替を「厚手静止型」モードにすることで、より長時間の体圧分散性を確保することができます。
> さらに、エアホースを折り曲げて空気が抜けることを防いでください
> また停電復旧後は停電前の設定に自動的に戻りますすので再度設定しなおす必要はございますせんのでそのままご使用ください。
続いてケープ社から
> ビッグセルEx
> →送風チューブの途中を折り曲げてクリップなどでしっかりと留めた状態にしてご使用いただくことをお勧めします。
> 電力復旧後には、初期設定に戻りますので、送風チューブのクリップを外し、電源の確認、体重設定やモード設定などを再度設定してください。
> ネクサスの場合(災害対策機能付き)
> →停電時には、ベースマット部のエア抜けを自動的に防止します。(約1週間程度)
> 電力復旧後には、初期設定に戻りますので、電源のご確認、体重設定やモード設定などを再度設定してください。
> その他:
> 停電を迎える前に、床板を平にして下さい。
> 停電の間、背上げを行う場合は、布団等を背中に抜き差しすることで対応して下さい。
以上です。
モルテン社、ケープ社の迅速な対応に感謝します。
水原章浩医療法人三和会東鷲宮病院副院長