かんかん! -看護師のためのwebマガジン by 医学書院-
2012.4.06 update.
大好評の『俺に似たひと』、
各種メディアでの紹介が止まりません
(別に止めてほしくないですけど~)。
今度は、泣く子も黙る
『週刊エコノミスト』と『女性自身』。
この2誌を併読している方って、
日本に何人いるんでしょうね。
老若男女、みんな未体験の介護に対しては
「俺に似たひと」なのかもしれせん。
『週刊エコノミスト』
2012年4月10日号 読書日記より
誰もが介護をする側、受ける側になりうる。
まずはこうした本を読むことで、心の準備をしていくこと。
今から老後の生活資金を心配するより、
ずっと現実的な方法ではないだろうか。
中江有里氏(女優・脚本家)
『女性自身』
2012年4月17日号 活字の園「新刊著者の告白」より
老いや死、介護を俯瞰し斬新な視点で語る本書には
随所に発見があります。
閉塞した日常を突破する一助になる秀作です。
(「ちょっと鶴田浩二似の平川さんは
タバコをくゆらせながら、低くしぶい声で話します」とも)
……………………(以下は2012.3.29UP)……………………
平川克美さんの『俺に似たひと』が出版されて2か月弱。
この間、様々なメディアに取り上げていただきました。
「俺」が語る介護の世界を、どう読んでくれたのでしょうか。
『朝日新聞』
2012年3月4日 書評欄より
過剰な感情を排し、
生々しい介護生活を静かに描く本書は、
清らかな透明感を獲得している。
中島岳志氏(歴史・政治学者)
『中日・東京新聞』
2012年3月4日「この本 この人」より
介護体験を通して老いを考える『俺に似たひと』と
『小商いのすすめ』(ミシマ社)は、
「内容は響き会っているので、対にして読んでもらえれば」
著者・平川克美氏インタビュー
『文藝春秋』
2012年4月号「文藝春秋BOOK倶楽部」より
父親の介護を通じて「俺に似たひと」を発見しながら、
老いの意味を考えさせることに成功している。
金子 勝氏(経済学者)
『週刊SPA!』
2012年3月20日号「小田嶋隆の肉体派の本棚」より
すべての日本人におすすめしたい一冊だ。
小田嶋隆氏(コラムニスト)
『週刊ポスト』
2012年3月16日号より
(NEWSポストセブン|還暦間近の息子が全く相容れない父を介護した日々を綴った書 )
義務を淡々とこなして、生活と人生を律する。
それは「愛」より信頼に足る。
関川夏央氏(作家)
『BRUTUS』
2012年3月15日号
橋本麻里氏(ライター)
『ダ・ヴィンチ』
2012年4月号
読者にとっても予言の書でもあるんだなぁってことが、
この作品でわかります
内田樹氏+名越康文氏+橋口いくよ氏
優しいお母さん向け『母の友』、コワモテおじさん向け『新潮45』でも紹介されてます。
だれでも読者対象になる介護は、もしかしてゴールデンコンテンツかも!!
▼▼▼
『母の友』
2012年5月号
「俺」という一人称で語られる文体のおかげで
不思議と重くならずに読める。
編集部(広)さん
『新潮45』
2012年4月号
父親を看取った、ひとりのまっとうな「息子」が語る、
死と向き合った静かな物語。
澄明な温かい日射しが差してくるような終章が印象的だ。
山村杳樹氏(ライター)
今日ご紹介させていただいた書評のほんの一部です。
その他のものは医学書院のウェブサイトでどうぞ。
また、いただいた書評は新しい帯にも使わせていただきました。イェイイェイ。
親父を、介護してみた。
昭和という時代に、町工場で油まみれになって働いていた父親。そんな「俺に似たひと」のために、仕事帰りにスーパーでとんかつを買い、肛門から便を掻き出し、「風呂はいいなあ」の言葉を聞きたくて入浴介助を続けた――。透徹した視線で父親を発見し、老人を発見し、さらには「衰退という価値」をも発見していく“俺”の物語。看護師のためのwebマガジン「かんかん!」で圧倒的な人気を誇った連載、待望の書籍化!