とにかく見て、聞いてみて！

幻聴妄想かるた、できました。

担当編集者からのおすすめポイント

１．隠すべきものではないものとしての幻聴妄想にしたい

　当人にとっては現実としか思えない幻聴妄想ですが、現在でも一般的には、「隠すべきもの」「話してはいけないもの」として、当事者も家族も大きなプレッシャーのなかで暮らしています。しかしハーモニーでは、幻聴妄想を題材に、集団で話し合い、仲間の困りごとにどうしたらよいかというアイディアを出し合っています（その過程で生まれたのがこのかるたです）。

２．作品としての出来のよさ　　　　　　

　日常生活のなかでは決して出てこないような言葉の数々は、言葉に関心がある、もしくは文章を商売にしている人には、グッとくるものがあるのではないでしょうか。

３．精神科当事者による商品開発と商売の成功例として　

　幻聴妄想を資本に、商売にしてしまった点が大変ユニークであると感じています。必ずしも経営がうまくいっていない多くの共同作業所などにとっては、成功した商売例として大きなヒントと希望になるのではないかと感じています。

４．笑える部分

　ハーモニーの独特のユーモアが、ビデオにもかるたにも冊子にもちりばめられていて、笑ってしまう場面が要所要所に出てきます。

　精神障害者を笑っていいのか、と恐れをもつ人もいるかと思うのですが、おもしろければ笑っていいということも伝えたいことのひとつです。

商品内容のお問い合わせはハーモニーでも受け付けています：TEL03-5477-3225　月～金