かんかん! -看護師のためのwebマガジン by 医学書院-
2011.9.03 update.
京都大学医学部附属病院地域ネットワーク医療部退院調整看護師。京都大学医療技術短期大学(現、京都大学医学部保健学科)卒。大阪、函館で急性期病院勤務のあと、高松、京都で訪問看護師となる。02年7月より現職。在宅ケアの経験をいかして退院調整に取り組んでいる。『病棟からはじめる 退院支援・退院調整の実践事例』(日本看護協会出版会、2009)など、編著書多数。
退院支援・退院調整の第一人者、宇都宮宏子先生による、「がん患者の退院支援」をテーマにした実践講座です。退院調整担当者、病棟・外来看護師、看護管理者にお勧めのセミナーです。
「在院日数短縮で従来の入院中心の医療から、外来・在宅へと移行する流れは、がん治療においても例外ではありません。こうしたなか問題となるのは、治療が困難になったターミナル期の患者の退院支援、在宅療養支援です。一般病院での長期入院は難しく、ホスピスにも入所できない場合、医療依存度も高く、不安を抱えたまま自宅へと退院することとなります。
人生の幕引きの場面をどこで、どのように迎えるかという患者・家族の決断に、専門職として寄り添っていく。そこでの看護師の役割は非常に大きいといえるでしょう。
今回のセミナーでは、がん患者、特にターミナル期のがん患者・家族の退院に際しての支援・調整に焦点をあてて解説します。(宇都宮宏子)
このセミナーは終了いたしました!
【日時】
2011年9月3日(土)13:00-16:30(開場12:30)
【講師】
宇都宮宏子先生(京都大学医学部附属病院地域ネットワーク医療部)
【対象】
退院調整担当者、看護管理者、病院看護師、その他
【内容】
講演とグループワーク
【参加費】
8000円(当日会場にてお支払いください)
【定員】
70名(定員に達し次第、締め切ります)
【申し込み方法】
上記お申し込みフォーム、もしくはメール、ファックスでお申し込みください。メール、ファックスの場合には「9月3日宇都宮宏子先生セミナー申し込み」と標題に記入いただいたうえで、(1) お名前、(2) ご所属、(3) 職種、(4) メールアドレス、(5)宇都宮宏子先生の講義・講演受講経験の有無、(6)宇都宮先生への質問(複数名でのお申込の場合は、人数と参加者全員のお名前をこちらにお書きください)を下記までお送りください。
お申し込みいただいた方には、折り返し受け付け完了メール(あるいはファックス)をお送りさせていただきます。
【申し込み・お問い合わせ】
医学書院看護出版部(鳥居)
E-mail:kankan@igaku-shoin.co.jp
Fax:03-5804-0485
Tel:03-3817-5772
(お電話でのお申し込みは受け付けておりません。申し込みフォーム、ファックス、E-mailをご利用ください)
病棟・外来看護師必携! 今日からはじめる「生活目線」の退院支援。在院日数短縮に伴い注目が高まる退院支援。医療依存度の高い患者の退院・在宅療養生活への移行には、入院早期、ひいては外来通院中からの、看護師による「生活目線」の退院支援がカギとなる。退院調整部門はもちろん、すべてのスタッフ、看護管理者に求められる退院支援の考え方、知識、方法論を、退院支援の第一人者の著者がナビゲート。