バレンタインデーが近いんですが。

バレンタインデーが近いんですが。

2011.2.01 update.

澤田江里子 イメージ

澤田江里子

トータル・コミュニケーションズ(株)管理栄養士


大学卒業後、病院にて勤務。管理栄養士取得後、調理現場、栄養指導、NST、嚥下食に携わり「食」の大事さを学ぶ。退社後サプリメントを勉強しサプリメント管理士取得後、老人ホームへ入社し栄養課リーダーを務める。その後トータル・コミュニケーションズ(株)へ入社。現在は健康・栄養PR業務に従事。

チョコレートとの付き合い方

 

お正月が終わったと思ったら、世の中はバレンタインデーになっていますね。

手作りチョコレートを贈る方も多いでしょうが、チョコレートを食べると太る!というイメージがあります。そこで、チョコレートのエネルギーがどれくらいあるのか、他の食品と比較してみたいと思います。

 

というわけで、今月はこの問題!

 

問題を解いたら次のページへ→

 

 

 

選択肢はだいたい同じぐらいのカロリーのものが並んでいました。これは難しいですね。

さて、ミルクチョコレートを1枚食べると、菓子パン1個と同じくらいのエネルギーがありますが、食事の代わりにチョコレートを食べた場合、体重の変化や血液中のコレステロールに変化はあるのでしょうか?

 

チョコレートはカカオ豆をカカオバターとココアパウダーにし、カカオバターの配合によって、ビターチョコレート、スイートチョコレート、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレートなどに分かれます。チョコレートに含まれるカカオバターと、普通のバター、大豆油、オリーブ油を摂取した人の血液中のコレステロールの変化を調べた実験があります。これによると、25日間、普通のバターを使用した食事を摂った人は血液中の総コレステロールとLDLコレステロール濃度が大幅に上昇したのに対し、カカオバターを使用した食事を摂った人は血液中の総コレステロールとLDLコレステロールともに変化なしだったそうです。大豆油とオリーブ油を使用した食事を摂った人は血液中の総コレステロールとLDLコレステロール濃度が低下という結果になったそうです。

 

また、チョコレートのカカオには『カカオ・ポリフェノール』が含まれており、カカオ・ポリフェノールの健康効果として動脈硬化を防ぐ、がん予防、ストレス防止、精神安定などが公表されています(日本チョコレート・ココア協会による)。つまり、チョコレート自体が太りやすいわけではなく、少量で高エネルギーであることから食べる量が多いとエネルギーの過剰摂取となり、太る原因になるということです。

 

ではこのチョコレート、上手に付き合っていくにはどうしたら良いのでしょうか?

 

チョコレートの主要成分は糖質と脂質です。糖質の代謝に必要な栄養素はビタミンB1、脂質を代謝するのに必要なビタミンはビタミンB6、脂質・糖質・タンパク質などほとんどの栄養素の代謝に関わるビタミンはビタミンB2です。また、糖分の代謝時にはカルシウムが使われます。そのため、代謝に必要なビタミンB群とカルシウムを摂っておくと、代謝がスムーズになります。

 

ビタミンB1が豊富な食材:

胚芽米・玄米・種子類(そら豆・ごま・落花生・きな粉)

 

ビタミンB2が豊富な食材:

レバー、うなぎ、サバ、イワシ、卵、納豆、牛乳、乳製品

 

ビタミンB6が豊富な食材:

多くの魚(鯛・鮭・鮪)や肉(鶏肉)に含有、バナナ、大豆、小麦粉

 

カルシウムが豊富な食材:

チーズ、干しえび、しらす干し、ひじき

 

ですが、これらをチョコレートと一緒に食べることはなかなか難しいので、前後の食事で代謝に必要なビタミンやカルシウムを摂って上手に代謝することをお勧めします。 

次の5つのうち、最もカロリーの低い食べ物はどれでしょう?


【難易度:難】

正解不正解

ローソン:揚げカレーパン1個

答えはローソンの揚げカレーパン。とくに手がかりはないので難しかったかと。


具体的なカロリーは、


明治:ミルクチョコレート→324kcal
ミスタードーナツ:チョコファッション→321kcal
セブンイレブン:あんまん→340kcal
ローソン:揚げカレーパン→310kcal
すき家:お子様用カレー→356kcal


です。


チョコレートは少量ながら、他の食べ物と同等のカロリーがありますね。

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