きょうみ・しんしん!!

きょうみ・しんしん!!

2010.10.07 update.

—シンポジウム—

「神経障害と身体の現象学」
 
●2010年11月3日(祝)
●16:00-18:00
●立教大学池袋キャンパス太刀川記念館3階多目的ホール
 
川口有美子
人工呼吸療法をめぐる法政治——ALSの場合
 
呼吸ができない。食べられない。動けない。がしかし、他者を愛し自然を愛で政治に関心をもち美しいものを美しいと感じられる。そんなALS患者たちに対して、法政治は、最低の自律、彼らの自発呼吸の有無をどのように扱っていこうとしているのか。
 
著書に、人工呼吸器法をめぐる法政治について『在宅人工呼吸器ポケットマニュアル』(共著、医歯薬出版)。ALSに罹患した母親の介護の経験を論じた『逝かない身体 ALS的日常を生きる』(医学書院)。
 
ジョナサン・コール
内側から見たメビウス症候群(Inside Mobius)
 
表情を失ってしまう先天性の病理、メビウス症候群はどのように経験されるのか。神経病理学の専門家であり、メルロ=ポンティの身体論の優れた研究者でもあるコール氏は、顔を動かせないでいる人びとの病理を通して、人間関係の身体性について考察してもらいます。
 
代表作に、メビウス症候群を手掛かりに顔の持つ意味について考察した『顔について』About Face(1998)、脊椎損傷患者の生活を現象学的に論じた『静かな生活』Still Lives(2006)、『不可視の微笑み』The Invisible Smile(2009)。
 
 
★参加費不要!(どなたでも参加できます)
 
 ●問い合わせ先
河野哲也(立教大学文学部)
tetsuyakono(アットマークをいれてください)rikkyo.ac.jp

逝かない身体 ALS的日常を生きる イメージ

逝かない身体 ALS的日常を生きる

言葉と動きを封じられたALS患者の意思は、身体から探るしかない。ロックトインシンドロームを経て亡くなった著者の母を支えたのは、「同情より人工呼吸器」「傾聴より身体の微調整」という即物的な身体ケアだった。
かつてない微細なレンズでケアの世界を写し取った著者は、重力に抗して生き続けた母の「植物的な生」を身体ごと肯定する。

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